代替馬 スピカシチー(カメルーンU) 第16戦


友駿愛馬第38号はマリアンヌシチーの代替馬。

マリアンヌシチーの代替はスピカシチー(カメルーンU)とアリエルシチー(フランスU)に振り分けられたが、父アドマイヤムーンに対する思い入れと早期にデビュー出来そうだったことからアリエルの打診を断りスピカシチーに交換して貰った。

思惑通り2歳7月の早期デビュー。小柄だし結果は諦めていたが、見どころのある末脚で芝でもダートでも6、7着は確保。そして交流戦で、脚色劣勢ながらハナ差で凌ぎ切り優勝。


昇級してからも内容はまずまずだったが、3走前には競馬ブックのスピード指数で過去最高の”71.5”!!

これでもまだ未勝利クラスの勝ち負けレベルだが、内容や時計はともかくここ6戦は8着、3着(交流戦)、6着、7着、6着、4着(交流戦)と確実に出走奨励金を確保。勝ち負けには遠いがこの馬にはこれで十分。よく頑張ってくれている。

そして村山明調教師も減量騎手に逃げずにいい騎手を確保してくれているのも好走要因。前走も南関の交流戦でJRA移籍までトップジョッキーだった戸崎圭太騎手を確保。これなら何着でも気持ちが良い。


前走後、またまたまたまたまたまた節を空ける為に6月21日辺りに今度はアカデミー牧場へ放牧に出されました。なぜ、宇治田原とコロコロと放牧先を変える?

7月4日に帰厩を確認。

このタイミングで戻すと言うことは、次走は7月14日の牝馬限定戦狙いだろう。

7月14日の中京7Rのダート1800mの牝馬限定戦に酒井学騎手で出馬想定されていたが、想定段階で13頭。

雄国沼特別は想定段階では5頭まで減っており、南相馬特別と併せて福島の方が頭数的に美味しいということで、その中でもっとも頭数の少ないレースで確定。


7月14日 福島9R 南相馬特別 500万下 芝2000m 混合 定量に出走!!

7着/8番人気。

大ベテランの蛯名正義騎手がかなり早い段階から必至に追ってくれての、よーーーやくの7着。正直、普通の騎手なら最下位で奨励金にはありつけなかった。

スピカシチーの能力が足りないことは周知の事実。それが特別戦で7着とは言うことなし。蛯名正義騎手も村山明師もナイスプレイ!!


レース回顧と時計の分析、レース後の蛯名正義騎手と村山明調教師のコメントを掲載。

(2013年7月16日完結)

2013年7月1日立ち上げ

●前走後、6月21日辺りに今度はアカデミー牧場へまたまたまたまたまたまた節を空ける為に放牧に出されました

 我らが愛馬スピカシチーは前走、南関の交流戦を中央移籍までトップジョッキーだった戸崎圭太騎手で出走ということで期待されましたが、やはり能力を超えることはできずに4着になりました。

 とはいえ、交流戦であったとしても掲示板に載ることは嬉しいですし、中央で7、8着程度の賞金はあるでしょう。特別出走手当以上のものを毎回持ち帰ってくれるので馬主孝行な良いお馬さんですよね。


 そんなこんなで優先権がないことから、またまたまたまたまたまたまたまたまた節を空けるという理由で6月21日辺りにアカデミー牧場へ放牧に出されました。前回は宇治田原優駿ステーブルへの放牧で、何だか放牧毎に放牧先をチェンジしているようです。要するに本当に期間を空ける為だけの放牧であって、どこでも一緒ということなのでしょうね。

 また帰って来てくれるのを楽しみに待っています。

これ以降は2013年7月4日に作成

●7月4日に帰厩を確認

 前走後、「優先権がないので一旦放牧しますが、時期を見て戻したいと思います。レース中に外傷した球節もほぼ良くなり軽いところを乗り込まれています。今後は様子を見ながら徐々にピッチを上げていきたいと考えています」(村山明調教師・7月1日友駿ホースクラブ公式HP)ということでしばらく放牧に出てそうな感じのスピカシチーですが、早速7月4日に帰厩を確認しました。ということは3日辺りに戻されたということですね。

 特にどこかが取り立てて悪かったこともありませんし、ダートの中距離は番組数が多く、比較的節が空いて無くても出走できますから、早い帰厩は嬉しいですね。このタイミングで戻すということは14日の牝馬限定戦でも狙っているのでしょうね。

これ以降は2013年7月8日に作成

●気になる特別登録表(7月13日 福島9R 雄国沼特別)

特別登録表 7月13日 福島9R 雄国沼特別 500万下 芝1800m 定量

第1回登録完了馬 全22頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アピスコ 嶋田純次
アーカイブ 戸崎圭太
イルミナティ 内田博幸
エバーグリーン 松岡正海
カシノスターライト 二本柳壮
ガーネットチャーム
ケイツークロート 宮崎北斗
コスモミレネール 柴田大知
シャドウライフ
ステップアヘッド 西村太一
スピカシチー
タイセイドリーム
チェリオス
トルークマクト 武士沢友治
ハギノトラスト
フォントルロイ
ベルゲンクライ 吉田豊
マイネルゴラッソ 戸崎圭太
マイネルスパイス 松岡正海
マコトブリジャール
メイブリーズ
ルネッタアスール 江田照男

馬名赤字は 7月14日 福島9R 南相馬特別にも特別登録をしている馬。

 フルゲート16頭のところに22頭が特別登録されています。内、10頭が南相馬特別との重複登録で、南相馬特別はフルゲート16頭のところに特別登録数が15頭しかいませんから、どちらもフルゲート割れする可能性が濃厚です。

●気になる特別登録表(7月14日 福島9R 南相馬特別)

特別登録表 7月14日 福島9R 南相馬特別 500万下 芝2000m 混合 定量

第1回登録完了馬 全15頭 フルゲート 16頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アーカイブ 戸崎圭太
エバーグリーン 松岡正海
クリノメダリスト 吉田豊
ステップアヘッド 西村太一
スピカシチー
ソルレヴァンテ 内田博幸
タイセイドリーム
トルークマクト 武士沢友治
トーセンワープ 内田博幸
ネコタイショウ 江田照男
ハギノトラスト
フォントルロイ
プレミアムタイム 横山典弘
マコトブリジャール
ルネッタアスール 江田照男

馬名赤字は 7月13日 福島9R 雄国沼特別にも特別登録をしている馬。

 フルゲート16頭のところに15頭しか特別登録されていませんから、出走は確定です。しかも、内10頭が雄国沼特別との重複登録ですから、更に頭数は手頃になる可能性が高いですね。スピカシチーはどこでもいいので頭数の少ない”美味しい”レースに出走したいですね。

これ以降は2013年7月10日に作成

●追い切り情報(7月10日作成)

前走前 6月16日 栗東CW 稍重馬場 一杯に追う

助手
5F 67.1
4F 53.5
3F 40.7
1F 13.6[4]



7月10日 栗東B 良馬場 叩き一杯

助手
4F 59.6
3F 計測不能
1F 14.2[9]
 7月10日、なんなんだこの時計は・・・。というような時計で、デイリー馬三郎では最低の「D」評価、競馬ブックでも「気性難目立つ」ということで渋い評価です。
 この数字だけでは全てを把握することはできませんが、追い不足でさっぱりっぽいですね。私ほっさんの追い切り評価は「C」です。一杯に追えたことは評価したいと思います。動きはダメダメです。

●気になる出馬想定表(7月14日 中京7R)

出馬想定表 7月14日 中京7R 500万下 ダート1800m 牝馬限定
フルゲート16頭 想定数13頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
エーシンルミナス 福永祐一  6/22 500万 阪神ダ1200 10 13
オークヒルパーク  4/13 500万 阪神ダ1800 12 11
カシュカシュ 藤懸貴志  5/25 1000万 京都ダ1800 11 13
シゲルサクランボ  6/02 500万 阪神ダ1800 12 13 11 11 15
スピカシチー 酒井学  6/18 交流 船橋ダ1800
テイエムナデシコ  6/16 500万 阪神ダ1800 14 14 14
ティボリハーモニー 岩崎翼  6/02 500万 阪神ダ1800 10
ナムラアピア 国分優作  6/16 500万 阪神ダ1800 16
ブライトエルフ 鮫島良太  6/16 500万 阪神ダ1800
ブライトポジー 太宰啓介  4/13 500万 阪神ダ1800 10
マルヨフレンドリー 小坂忠士  6/30 500万 中京ダ1800 11
ロゼラニ 高倉稜  4/07 忘れOP 阪神芝2000 15 14 10
ワキノネクサス 松山弘平  6/22 500万 阪神ダ1200 13 12 14 13

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定 青字は1000万クラスでの成績

フルゲート16頭のところに現在13頭出馬想定されています。スピカシチーはほぼ出走可能でしょう。しかし、特別登録していた雄国沼特別は水曜日の想定段階ではたったの5頭。スピカシチーがここに入り大敗したとしても6着の賞金がいただけます。しかも特別戦ですから賞金も高いですし。そんなこんなで、相手よりも頭数の少ないところに出て欲しいですね。

これ以降は2013年7月12日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 7月14日 福島9R 南相馬特別 500万下 芝2000m 混合 定量
全9頭 フルゲート 16頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アーカイブ 戸崎圭太 57.0  6/16 500万 東京芝2000
エバーグリーン 松岡正海 57.0  6/30 500万 福島芝1800
クリノメダリスト 田辺裕信 55.0  6/29 開成5下 福島芝2600 10 11
スピカシチー 蛯名正義 55.0  6/18 交流 船橋ダ1800
ソルレヴァンテ 内田博幸 57.0  6/16 500万 東京芝2000
トルークマクト 武士沢友治 54.0  6/30 500万 福島芝1800
トーセンワープ 吉田豊 54.0  6/29 開成5下 福島芝2600 12
ネコタイショウ 江田照男 54.0  5/18 早苗5下 新潟芝2000 10
プレミアムタイム 横山典弘 57.0  1/06 1000万 中山芝2000

表中 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績

 結局、想定段階では雄国沼特別の方が5頭と少なかったのですが、1800mと走りやすい距離だったことや相手関係からそちらに流れる馬が続出し13頭で確定。2000mである南相馬特別は8頭だったのでそこにスピカシチーが入り9頭で確定。元々、酒井学騎手確保で出走予定だった中京の牝馬限定戦の平場も13頭で確定しました。

 勝ち負けよりも小銭を稼ぐことを目的としているスピカシチーとしては最善の選択だったのではないでしょうか。確かに相手は強く、9着になって出走奨励金を逃すかも知れませんが、確率論的に1頭だけ交わせば出走奨励金にありつけますし、特別戦で全体的な金額も高いですから、ここに出るべきでしょう。

 そしてなんと言っても蛯名正義騎手が鞍上というのも大きいですね。全国騎手リーディングベスト10の常連のベテラン騎手で技術は間違いない。更に1度騎乗していただいてスピカシチーを知る騎手ですし、その時も実に上手く乗ってくれました。スピカシチーは現在能力以上に稼いでくれていますが、いいレースを選び、いい騎手を乗せてくれているからに他なりません。今年は勝ち鞍も多く調子のいい村山明調教師ですが、スピカシチークラスの馬でもこまめに管理してくれていますよね。今年は特に頼もしいです。

●福島芝2000mコース解説

 スタート地点はホームストレッチの右端。4コーナーのポケット。高低差はそれほどないが坂の頂上に位置し、スタンド前の直線は谷を下って上るような感じになる。
 最初の1コーナーまでの距離は約500m。
 枠順はフラット。十分距離はあるが、1コーナーまでの攻防は忙しくなりやすく、前半600mまでのラップが速くなる。全体的に平均ペース以上の流れになり、最後はスタミナも要する消耗戦。特に開催後半で馬場が荒れ出すと、その傾向が顕著。芝2200m〜2500mといった、芝2000mよりも少し長めの距離実績がある馬に注意。加えて、小回り向きの先行力が必要になり、粘り込んで穴をあけるシーンも。七夕賞や福島記念に代表されるように波乱傾向が強い。ハンデ重賞だからという面もあるが、多頭数になったら人気サイドでは簡単に決まらないと考えていいだろう。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント コース適性、スタミナ
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、トニービン、ダンスインザダーク
連対騎手ベスト 蛯名正義、後藤浩輝、柴田善臣、芹沢純一、中舘英二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 2分03秒5 2分04秒8 2分05秒4 2分06秒8
3歳500万 2分02秒0 2分03秒9 2分04秒7
古馬500万 2分01秒9 2分03秒8 2分03秒7 2分04秒6
古馬1000万 2分01秒8 2分02秒4 2分03秒7
古馬1600万 1分59秒1 2分00秒7
古馬オープン 2分00秒7 2分02秒3 2分03秒9

●騎手は蛯名正義騎手 ほっさん評価「S」

 今回のスピカシチーの鞍上は世界の蛯名正義騎手です。スピカシチーは今年4月に一度騎乗していただき7着といい騎乗で出走奨励金を確保してくれました。なんと言ってもリーディング上位の騎手ですし、特にここ数年は95勝、123勝と文句なく関東のエースです。彼が地元関東で騎乗してくれて期待が出来ないはずがありません。

 今回スピカシチーは元々中京の牝馬限定戦に酒井学騎手で出走予定でしたが、南相馬特別が頭数が少なく、スピカシチーを入れても9頭と美味しいレースになりそうなのでこちらに急遽入りました。こういう時はいい騎手はすでに確保されていて、やむなく減量騎手などを使うハメになることが多いのですが、なんとなんと蛯名正義騎手が空いているではあーりませんか。そりゃ、メンバー的に強力ですし、牡馬との戦いですから、9着になって出走奨励金は貰えないかも知れませんが、確率的に13頭立ての平場のレースよりも9頭立ての特別戦の方が賞金も全体的に高いですし美味しいに決まっています。

 そこに蛯名正義騎手で9着だったとしてもなんの不満もないですよね。勝てないことも掲示板に載れないことも十分承知しています。1つでも上の着をお願いしたいですね。


 ただ、私ほっさん愛馬との相性は13番人気のアイオロスシチーを優勝させていただいた以外は案外の結果ですが、そもそもいつも乗っていただいてる愛馬自体がたいしたことはないですし、その多くは納得のいく結果でした。ただ、蛯名正義騎手が乗ってくれるということで過度の期待をしてしまい、残念な気持ちになったレースはありますが。


 クラッシャーとしても有名で、彼が騎乗した後に故障を発生した馬が多いという世間のうわさがあり、私も何頭か目撃したことがあります。確かに他の騎手よりは多いような気がします。当サイトの常連様も彼とは相性の良くない方も少なくありません。それでも私は大きな期待をしちゃう、乗っていただいて嬉しい騎手ですが。


 2013年7月12日現在、中央通算2161勝、勝率12.6パーセント、連対率23.8パーセント。GTは天皇賞秋(バブルガムフェロー)、ジャパンカップ(エルコンドルパサー)、有馬記念(マンハッタンカフェ、マツリダゴッホ)など19勝。またアパパネによる牝馬3冠がある。他に海外ではサンクルー大賞(エルコンドルパサー)。重賞は実に105勝。


 昨年(2012年)は中央123勝、勝率14.8パーセントと全国騎手リーディングで2位だった。、昨年(2011年)は中央95勝、勝率11.8パーセントと好調。今年はここまで50勝、勝率11.2パーセント、連対率22.1パーセントと通年よりは少し落ちている。現在全国騎手リーディングの9位。重賞は今年ここまで3勝(内1つはフェノーメノでの天皇賞春GT)。



 蛯名 正義(えびな まさよし)は1969年3月19日生まれの44歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している27年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在はフリー。愛称は「エビショー」。同会の騎手・調教師であった蛯名信広は遠縁にあたる。夫人は元タレントでテレビ東京の土曜競馬中継(現在のウイニング競馬)の司会者だった石森かずえ(本名・一枝)。

 小学校の時、菊花賞をグリーングラスが勝利したレースをテレビ中継で見て騎手を志し、中学校から乗馬を始める。

 1987年に美浦の矢野進厩舎所属でデビュー。同期に武豊・塩村克己(引退)・合谷喜壮(引退)らがいる。デビュー初年度30勝を挙げ民放競馬記者クラブの関東新人騎手賞を獲得。

 重賞初勝利は1992年のフェブラリーハンデキャップのラシアンゴールド。ラシアンゴールドとのコンビで当時は中央交流競走の1つだった帝王賞も制する。

 1995年は七夕賞、中山記念を制していたフジヤマケンザンとのコンビで香港国際カップ(現在の香港カップ)に勝利した。

 1996年にバブルガムフェローとのコンビで天皇賞(秋)を制し、初めてのGT制覇となる。この時の騎乗は、同馬の主戦騎手であった岡部幸雄がタイキブリザードとのコンビでブリーダーズカップクラシックに出走する事による代打騎乗であった。

 1998年にエルコンドルパサーとのコンビでジャパンカップを制覇。自身2つめのGTタイトルを獲得。このコンビで翌1999年、フランスのサンクルー大賞を世界の強豪相手に快勝し、凱旋門賞では逃げ切るかというシーンをつくってモンジューの2着に健闘した。またウメノファイバーとのコンビで優駿牝馬(オークス)、エアジハードとのコンビで安田記念、マイルチャンピオンシップを制した。

 2000年にはアメリカ合衆国の東海岸地方への遠征を敢行。一方でファストフレンドに騎乗するため帰国し、帝王賞や東京大賞典を制した。

 2001年にはトロットスターで高松宮記念、スプリンターズステークスを制覇。さらにマンハッタンカフェで菊花賞や有馬記念を制し、またキャリア最多の133勝を挙げて最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手の2冠を獲得した。この年の秋に年間1000勝に到達。

 2002年にはマンハッタンカフェとのコンビで天皇賞(春)を制した。

 中央GTタイトルは2002年のトウカイポイント(マイルチャンピオンシップ)以来勝ち星を挙げていなかったが、2006年12月10日の朝日杯フューチュリティステークスでドリームジャーニーの勝利で挙げた。12月22日には自身6度目となる中央競馬年間100勝を達成した。なおこれはこの年9人目の達成となり、年間100勝を達成した人数の史上最多記録となった。12月23日の有馬記念をマツリダゴッホ鞍上で勝利し、マンハッタンカフェ以来2回目の勝利を飾った。

 2007年2月、1500勝に到達。

 2009年12月13日の第61回阪神ジュベナイルフィリーズをアパパネで優勝し、JRAのGT競走通算14勝目を挙げた。

 2010年3月20日の中京第1競走・3歳未勝利にはバイブレイションズで1着となり、JRA史上7人目、現役では4人目となる通算1800勝を達成すると、4月11日の桜花賞をアパパネで優勝し、JRAのGT競走通算15勝目となった。なお、関東所属騎手による桜花賞の勝利は1985年の木藤隆行以来、25年ぶり。

 2010年5月23日の第71回優駿牝馬に桜花賞に続きアパパネに騎乗。直線、横山典弘騎手騎乗のサンテミリオンとの叩きあいの末、横一線でゴール板を通過。およそ10分ほど写真判定を行った後に蛯名、横山のGT初となる同着優勝を飾る珍事を起こす。ゴール板を通過した際に、当時サンテミリオンに歩があったと思っていた蛯名は、同着確定後のインタビューで横山と笑顔で抱き合い、「負けなくてよかったです。」と語った。

 2010年10月3日、凱旋門賞をナカヤマフェスタで2度目の2着。10月17日の第15回秋華賞をアパパネで勝利を収め、初の秋華賞勝利。加えてこの年の牝馬三冠を成し遂げる。なおアパパネは史上3頭目となる牝馬三冠馬となる。その活躍が認められ、東京競馬記者クラブ賞の特別賞を受賞した。この賞の特別賞には過去に野平祐二、サンデーサイレンス、岡部幸雄、横山典弘が受賞しているのだが、野平祐二と岡部幸雄は引退した年、サンデーサイレンスは亡くなった年にそれぞれ選出されているため、現役での特別賞への選出は史上2人目である。

 2012年1月21日、中山3RでJRA通算2000勝を達成(通算騎乗15913戦)。


 パチスロ好きで大の読売ジャイアンツファン。



 「2010年は106勝を挙げ、2011年は前半で64勝。エージェントに力があって有力馬が集まっており、全体の流れが良い。2011年はアパパネでヴィクトリアマイルを勝ち、秋もこのコンビは注目される。馬と呼吸を合わせるのがうまく、折り合いを欠くシーンはあまり見られない。「強引にマクッて止まる」という悪いイメージがついて回るが、最近はテンから終いまで丁寧に乗っている感じだ。2010年は100勝以上しながら単勝回収率が100パーセント。2011年は1着64回、2着77回と2着が多くて単勝回収率は60パーセントと低めだが、2番人気以下での2着が56回もあり、1番人気で[26・21・7・29]の勝率.313、連対率.566と上々の成績を残しているから気にすることもないだろう。コース別で目立った偏りはないが、新潟で活躍する傾向がある。距離別では短距離よりも中距離で連対率が良い。国枝栄厩舎では2010年&2011年で[17・11・8・21]の勝率.298、連対率.491の好成績。他にも戸田博文、加藤征弘、久保田貴士、尾形充弘など、多くの厩舎で高い連対率を残している。栗東の厩舎で騎乗した時も注意が必要だ。人柄的には気づかいができて気さく。同期の武豊とは親友という間柄で、後藤浩輝とも仲が良い。コメントは自身の考えを端的に話すことが多く、わかりやすくて信頼できる。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (15戦1勝)

 2006年 6月25日 アドリアシチー  3歳未勝利          福島ダ1700m 3着/4番人気
 2007年 6月30日 マイセンシチー  3歳未勝利          福島芝2000m 10着/9番人気
 2007年12月22日 アイオロスシチー 2歳新馬           中山ダ1200m 12着/5番人気
 2008年 1月19日 アイオロスシチー 3歳未勝利          中山ダ1200m 1着/13番人気
 2008年 2月23日 アイオロスシチー 3歳500万下         東京ダ1400m 2着/3番人気
 2008年 3月30日 アイオロスシチー 3歳500万下         中山ダ1200m 9着/3番人気
 2008年 6月14日 アイオロスシチー 3歳500万下         東京ダ1400m 7着/8番人気
 2009年 1月 5日 アイオロスシチー 500万下           中山ダ1200m 16/8番人気
 2009年 2月 7日 アルアインシチー 3歳未勝利          東京ダ1400m  9着/3番人気
 2009年 9月 5日 レイアシチー    3歳未勝利          新潟芝1000m  9着/1番人気
 2011年11月19日 マデイラ      東スポ杯2歳S GV     東京芝1800m 8着/8番人気
 2012年 1月21日 エスペランサシチー 3歳未勝利          中山ダ1200m 5着/7番人気
 2012年10月 8日 エスペランサシチー 500万下           東京ダ1300m 7着/6番人気
 2013年 4月 7日 フロアクラフト    デイジー賞 3歳500万下 中山芝1800m 2着2番人気

 2013年 4月13日 スピカシチー    500万下            中山ダ1800m 7着/4番人気

これ以降は2013年7月13日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ソルレヴァンテの前走は道悪での2着だが、本来は良馬場でこそ。能力上位は明白。今度こそは押し切ってくれそうだ。プレミアムタイムは降級馬。休み明けでも当然勝ち負けに。上昇顕著なトルークマクト、ここ2走は案外ながら力のあるアーカイブも有力。以下では福島と相性のいいエバーグリーン。」


短評は「平穏」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
スピカシチー
トルークマクト △△
アーカイブ △△
プレミアムタイム △△
ソルレヴァンテ
トーセンワープ
ネコタイショウ
エバーグリーン △△
二重△は△△で処理
残る1頭クリノメダリストは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ソルレヴァンテ 2.7
プレミアムタイム 4.2
アーカイブ 5.1
トルークマクト 5.6
エバーグリーン 6.0
ネコタイショウ 12.9
トーセンワープ 13.4
スピカシチー 20.8
クリノメダリスト 26.2



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
スピカシチー 68 57 64 53
クリノメダリスト 80 70 72 64
ソルレヴァンテ 85 83 85 76
プレミアムタイム 84 84 78 82
アーカイブ 83 77 74 70
トルークマクト 84 81 84 83


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎ソルレヴァンテの前走は馬場のいいところを選びつつ、コースロスの多い逃げ。追い比べで最後に苦しくなったが、道悪が苦手なことを考えれば上等だった。降級すれば、やはり力が上。○プレミアムタイムも仕上がりは良好。いきなりから動ける。〈加藤〉」

◎ ソルレヴァンテ
○ プレミアムタイム
▲ エバーグリーン
× アーカイブ
☆ トルークマクト


スピカシチーはもちろん無印(笑)


スピカシチーとクリノメダリストは全13記者中 全員無印です。この相手さえ交わせれば出走奨励金・・・。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

スピカシチー(4着)

 「気難しいところがあると聞いていましたが今回はスムーズに運ぶことができました。もう少し速い流れになれば上位との差はなかったと思います。しかし、今回は良く頑張っていたと思います」(戸崎圭太騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「もう少し上手く流れに乗れるようであればと思いますが、ラストはじわじわと伸びていました。」(戸崎圭太騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

スピカシチー

 「500万下なら大きな差はないはず。展開が向けば見せ場くらいはあっても。」(村山明調教師・デイリー馬三郎)

 「芝に勝ち鞍はありませんが、未勝利時にそこそこの競馬はしていました。久々に試してみます。」(村山明調教師・競馬ブック)

 「短期放牧明けでしたが、いくらかテンションが高くなっているようです。当初中京戦を考えていましたが、頭数が少ない福島に廻ることにしました。久々の芝のレースとなりますが、上位を目指し頑張ってほしいと思います。」(村山明調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 さすがに他馬が別のレースに回避していくだけのことはあってメンバーが揃っています。どう考えてもスピカシチーに勝ち目はありませんし、掲示板もあり得ないでしょう。

 出走奨励金を狙う我がスピカシチーとしては前走9着馬と10着馬の2頭に先着したい。或いは勝負に行って垂れた馬を交わして、とにかく1頭交わして8着に入り出走奨励金を確保したい。これだけで十分に目標達成です。

 それでも前走9着10着の2頭の方が人気になるでしょうし、9着も結構な確率で濃厚ですよね。どうなりますか。

これ以降は2013年7月16日に作成

●レース 

 スピカシチーはポンといいスタートでしたが、馬なりに8番手の最内をロスなく道中死んだふりで脚を溜めることに専念します。コーナーワークで5番手まで上がりいい感じで追走しますが、3コーナー手前の勝負どころでペースが上がったときに少し置いて行かれます。

 ここで早くも鞍上・蛯名正義騎手の手が動き、4角では馬上でそれはもう激しいアクションに。大ベテランの蛯名正義騎手にこれしきの馬がこれだけ真剣に追って貰えるのは嬉しいですね。下手なジョッキーなら大差でシンガリ負けだったと思います。

 それでも直線を向いてムチが入るとほんの少しだけ加速し、一瞬5番手くらいに上がりますが、それはもうほんの一瞬で、結局前にいて脚が上がった馬2頭を僅差で交わし7着入線。予定していたクリノメダリストはなんとなんと4着と交わせませんでしたが、僅差ながら2頭を交わし、無事目標だった出走奨励金を確保。しかも8着ではなく7着で嬉しいですよね。

●時計の評価

 今回のスピカシチーの走破時計は2分02秒6良馬場でした。福島芝2000mの古馬500万クラスの平均勝ちタイムは2分01秒9良馬場ですからやはり勝ち馬が強すぎたとはいえ、勝ち負けには遠く及びませんね。あれだけロスなく回って来て、大ベテランの蛯名正義騎手が必死に追ってくれていたのにですよ。

 競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で2分00秒6でした。勝った馬は抜けていましたし、最後は流していましたから、勝ち時計がこれよりも遅くなるのは当然のことです。

●レース後の騎手・調教師のコメント

スピカシチー(7着)

 「頭数やメンバーを見て芝のレースに回りましたが、差を詰める事ができませんでした。勝ち馬は抜けていましたが大きく負けていないので今後条件が合えば芝のレースも視野に入れていきたいと思います。今回は優先権を取ることが出来ませんでしたが馬体などには異常ないので一旦放牧して節を取り次走に備えたいと考えています」(村山明調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

 「芝コースだと一息足りないかもしれませんが、最後までてごたえは悪くなく、直線でも一瞬伸びかけました。荒れた馬場は向かなかったようです。」(蛯名正義騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 出走奨励金が優勝賞金990万円の6パーセントですから、590000円。特別出走手当が391000円。計981000円。1口で割りますと約1500円程度になると思われます。

 1か月の預託管理費よりも大きな金額で、1月にこれだけ稼いでくれれば言うことないですよね。なんてったって、未勝利戦でも勝ち負けは厳しいスピカシチーですから。

●今後の展望

 芝でもダートでもスリーパンチ足りないものの、出走奨励金をギリギリ確保できる程度の能力はあるスピカシチー。今回のようにとにかく頭数の少ない美味しいレースに出走し、1円でも多く稼いでくれるのがこの馬の命題です。そして夢は中央での掲示板確保ですね。牝馬限定戦でも勝ち負けは無理でしょうし、馬券圏内も無理でしょう。掲示板も厳しいとは思いますが、最大の目標はそこに据えたいですね。

 とにかく、1つ勝っている馬で急ぎませんし、今年いろんな意味で絶好調の村山明調教師に一任ですね。

●最後に

 今回はいろんなことが上手く噛み合い、スピカシチーやその保護者としてはいい結果になったと思います。まずは村山明先生のギリギリでのレース決断です。当初予定していた中京の牝馬限定のダート1800mに酒井学騎手を確保で準備をしてくださいましたが、水曜日の想定の段階で福島の特別戦が想定数たったの5頭。結局は特別戦は9頭、限定戦のダートは13頭で確定しましたが、何頭立てだったとしても8着以内に入ればタイムオーバーや中止にでもならない限りは出走奨励金が貰えます。9着以下なら、それもなく、かつ特別出走手当も25000円減額されてしまいます。

 メンバー的には、そりゃ賞金の高い特別戦の方が強い馬が揃いますが、限定戦で4頭以上交わすよりも、特別戦でたった1頭交わすだけで出走奨励金が貰えるのならそちらに出走すべきでしょう。私が先週の水曜日の想定段階で頭数の少ない特別戦に出て欲しいとここで書きましたら、その通りに特別戦での出走となりました。

 もちろん、9頭立てでメンバーが強いですから、9着となって奨励金は貰えなかったかも知れませんが、このレース選択に鞍上は関東のトップジョッキーである蛯名正義騎手が乗れるというのなら、それで9着でも文句はありません。最善を尽くした結果なのですから。

 ということで、今回に限らず、全国調教師リーディング堂々10位に君臨する絶好調の村山明調教師。細かいところにまで目が行き届いていますよね。良いときに預かって貰えました。


 そしてこの7着はなんと言ってもやはり鞍上の蛯名正義騎手の巧さですよね。最内1番枠を生かして終始ラチ沿いの最短コース。それでもスピカシチーは4角手前辺りのかなり早い段階から手応えがなく(そりゃ〜、もう未勝利戦でも勝てないほどの馬ですから)、ずっと大ベテランの蛯名正義騎手が不思議な踊りを踊ってくれていましたからね。あんなにやってもらって申し訳ないくらいです。専門家に計らせたところ、鞍上の高低差が最高で日本記録の0.75mを超えたそうです(見たい方はJRA−HPより2013年7月14日の福島9Rの映像1分32秒辺りからご覧ください。無料です。笑)。

 しかし、あのクラスの追えるジョッキーが最後まで必至のパッチで追ってくれたことで、垂れてきた2頭を僅差で交わし7着!!当初狙い撃ちだった最低人気のクリノメダリストはあれよあれよの4着と交わせませんでしたが、まともなら勝ち目のない2頭を僅差で交わしてくれました。

 壊し屋の異名を持つ?エビちゃんですが、私は好きだなぁ〜。こんな馬でも騎乗セーブせずに依頼があれば乗ってくれるし、最後まで諦めずに追ってくれる。フロアクラフトのデイジー賞も迫力のある追いでしたもんね。そんな超一流にスピカシチーの依頼を出してくれる村山明先生も良いですよね。あまり遠慮しすぎる先生だと、スピカシチー級は減量騎手ばかりですもんね。恥を忍んで?でも騎乗依頼してくれるのは嬉しいですね。


 そんなこんなで、大満足の7着でした。これからもよろしくです。

 頑張れスピカシチー!!次も奨励金を期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年7月1日立ち上げ 4日、8日、10日、12日、13日、16日加筆
スピカシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年 6月18日 第15戦 JRA指定交流 ファンシーサドル特別 中央500万クラス 船橋ダ1800m (4着/4番人気)

2013年 5月11日 第14戦 500万下 新潟ダ1800m (6着/11番人気)

2013年 4月13日 第13戦 500万下 中山ダ1800m 牝馬限定 (7着/4番人気)

2013年 2月23日 第12戦 500万下 阪神ダ1800m 牝馬限定 (6着/10番人気)

2012年12月12日 第11戦 JRA指定交流 初雪特別 中央500万クラス 笠松ダ1800m (3着/3番人気)

2012年10月27日 第10戦 500万下 新潟ダ1800m (8着/12番人気)

2012年 9月17日 第9戦 500万下 阪神芝1800m (12着/16番人気)

2012年 3月 3日 第8戦 第19回 チューリップ賞 GV 阪神芝1600m (11着/14番人気) パドック写真等多数付き 現地観戦レポート

2012年 2月 7日 第7戦 JRA指定交流 パイナップル賞 名古屋ダート1400m (1着1番人気

2012年 1月 5日 第6戦 3歳未勝利 京都ダ1800m (6着/10番人気)

2011年11月13日 第5戦 2歳未勝利 京都芝1600m (6着/10番人気)

2011年10月10日 第4戦 2歳未勝利 東京芝1600m (8着/10番人気)

2011年 9月 3日 第3戦 2歳未勝利 小倉芝1800m (11着/11番人気)

2011年 8月14日 第2戦 2歳未勝利 新潟芝1800m (11着/12番人気)

2011年 7月10日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1400m (7着/11番人気)

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